時間ができたらやろうと思っているけど、なかなかできないことってありますよね。そこで、鉄道模型ファンの「あるある」を取り上げてみます。きっとあなたも身に覚えがあるかも!?
時間ができたらやるつもりだった願望を今こそかなえよう!
新型コロナウイルスの影響で、リモートワークなど働き方の見直しが進んでいます。それによって、コロナ以前よりも余暇時間が増えた人もいることでしょう(もちろん、コロナ前より大変になった人がいることも承知しています)。
「時間さえあればやれるのに…」と思っていたことを片付けるチャンスです!
鉄道模型ファンであれば、次のようなことをする絶好の機会ではないでしょうか。
ものづくりに没頭する
手つかずの車両キットを組み立てる
いつか組み立てようと思っているあいだに、次々と別のキットを買い込んでしまうことってありますよね~(笑)
今こそ組み立てる好機です!
でも、たくさんありすぎて、どれから手を付けるか迷ってしまうかもしれません。
「どう考えても、自分一人でさばき切れる量じゃないな…」
と悟った場合は、知り合いに譲ったり、中古模型店に売却したり、ヤフオクやメルカリに出品しましょう。
レイアウトづくりにチャレンジする
鉄道模型ファンなら一度はやってみたいのがレイアウト(ジオラマ)制作です。
その日を夢見てレイアウトプランを作ってみたという人は少なくないはず。
とはいっても、未経験でいきなり大きなレイアウトに取り掛かるのは難易度が高すぎます。
手はじめに「盆栽レイアウト」と呼ばれるような、卓上で楽しめる極小レイアウトを作ってみるのも面白いですよ。
小型の車両しか走行できませんが、しっかりと作り込めばリアルな情景が目に浮かびます。
盆栽レイアウトじゃ物足りないという方は、駅やヤードの部分だけを再現したモジュールレイアウトがおすすめです。
他にも省スペースで楽しむアイディアを調べて試してみましょう!
ディスプレイケース(展示台)を制作する
レイアウトを作りたいのはやまやまだけど、部屋に置き場所がない…。
そんな場合は車両の展示台を作ってみてはいかがでしょう?
100円ショップで売っているディスプレイケース(展示台)に、コルクシートとレールを敷設してバラストやカラーパウダーを撒けば、それなりに見栄えよく仕上がります。
コルクシートも100円ショップで買えますし、探せば他にもジオラマ制作に使える素材が見つかるかもしれません。
ディスプレイラックを設置する
お部屋のインテリアとしても映える、壁掛け式のディスプレイラックを設置してみませんか?
ホコリをかぶる心配がなく、お気に入りの車両を日常的に眺めることができます。
メンテナンスを徹底的にやる
車両のメンテナンスやパーツの取り付けを行う
普段なかなかできない車両のメンテナンスを、じっくり腰を据えてやるチャンスです。
ついでにカプラー交換や室内灯の取り付けなどもやっておきたいですね。
レールやストラクチャーのお手入れもお忘れなく
車両だけでなく、レールやストラクチャーもお手入れしましょう。
レールを一本一本入念に磨いたり、ストラクチャーの破損を修理したりディテールアップしてみるのも楽しいと思います。
コレクションを整理するための収納やリストつくり
車両の収納ケースを整理する
ジャンク品を買い集めたり自作した車両は、編成ごとに車両ケースに収めて管理したいですね。
思い入れのある車両はメーカー製のブック型車両ケースに入れて、大事に取り扱いたいものです。
収集途中、製作途中の車両の仮置き場としては、100円ショップで売っているA4クリアケースで簡単な車両ケースを作れます。
在庫を棚卸ししてコレクションリストを作る
「自分はいったいどれくらいの鉄道模型を持っているのだろう…」
気になってはいるものの、調べる手間を考えると恐ろしくなってそのままにしている人が多いはず。
鉄道模型をはじめて日が浅い人は、今のうちに所持品リストを作っておくことをおすすめします。
車両の名称、メーカー、品番、購入店、購入金額などをパソコンの表に入力していきます。
できれば車両の状態を確認し、破損の状況やモーターの調子など気になる事を一緒に書き込んでおくと、メンテナンスの計画がしやすくなります。
入力が面倒な場合は、写真に撮ってプリントアウトし、ファイリングしておくだけでも役に立つと思います。
鉄道模型の写真や動画を整理する
バックアップを取る
レンタルレイアウトや運転会・走行会などのイベントで撮影した写真や動画を整理しませんか?
ピンボケしたりイマイチな写真は置いておくだけ無駄なので、思い切って削除。できるだけお気に入りの画像を選抜して残しましょう。
カメラのSDカードやスマホに入れっぱなしの画像ファイルを、パソコンのハードディスクやクラウドストレージなどにコピーしておけば、消失する心配がなくなって安心です。
パソコンを持っていない場合は、写真・動画のバックアップに特化した装置が手軽で便利です。テレビにつないで見ることもできます。
鉄道模型のフォトブックを作ってみる
お気に入りの車両の写真や、運転会の名場面を選んでフォトブックにしてみるのも面白いでしょう。
フォトブックを名刺代わりに持ち歩けば、初対面の相手でも話が盛り上がること間違いなしです。
SNSに投稿してオンライン交流を楽しむ
過去の写真・動画をTwitter、InstagramなどのSNSに投稿すれば、たくさんの人に「いいね」されたりシェアされたりして友達が増えるかもしれません。
レンタルレイアウトや運転会のようなイベントに行けない今は、このようなオンラインの交流をメインに楽しむのがよさそうです。
まとめ
新型コロナウイルス対策の外出自粛で突然できた自宅で過ごす時間。在宅でも仕事が忙しい人がいらっしゃると思いますが、そうでない場合は今までできなかった鉄道模型の作業にあてるチャンスです。
とはいえ、コロナもいつかは収束します。結局何もしなかったなあと後悔する前に、やりたいことを計画的にやっていきましょう。
鉄道模型のイベントや運転会が解禁されたら、自粛期間中の成果をぜひ披露してくださいね。