読売テレビの「朝生ワイド す・またん!」やテレビ大阪の「おとな旅あるき旅」など、主に関西のテレビ・ラジオで活躍されている斉藤雪乃(さいとうゆきの)さんは、鉄道大好きと公言している根っからの鉄道ファン。時間があれば電車でふらっと琵琶湖まで出かけるというほどの乗り鉄だそうです。そんな彼女の鉄道本「斉藤雪乃の鉄道旅案内〈関西版〉」が発売されました。本屋で立ち読みしてみたら、タレント本じゃなくてガチな鉄道本だったので思わず買っちゃいました。関西の鉄道旅案内ということで、大阪の女子鉄・ママ鉄におすすめします。
この本の案内人・斉藤雪乃さんってこんな人
斉藤雪乃さんは大阪府吹田市出身
万博記念公園のそばにあるショッピングモール・ららぽーとエキスポシティの蔦屋書店に「斉藤雪乃の鉄道旅案内〈関西版〉」が大量に平積みされていました。さすが地元・吹田市。
雪乃さんは、3月に開催された「万博鉄道まつり」でステージの司会に引っ張りだこでしたね。
この本のなかの「地元・吹田は鉄道のまちなんです!」という章で、地元吹田愛を熱く語っています。
吹田といえばJR貨物の吹田貨物ターミナル駅を筆頭に、JR京都線、阪急千里線、大阪モノレール、北大阪急行、地下鉄御堂筋線が走る鉄道のまち。日常的に鉄道に接する環境にいたことが、鉄道ファンになった下地なのかもしれませんね。
乗り鉄・斉藤雪乃さんの原体験とは
鉄道の旅が好きになったきっかけは、中学時代に家族で琵琶湖へ行ったことという雪乃さん。それから、青春18きっぷの旅などを経験して立派な乗り鉄に成長されたそうですよ。
本の帯には、テレビ大阪の旅番組「おとな旅あるき旅」で共演している三田村邦彦さんのこんなコメントが!
[surfing_su_quote_ex cite=”三田村邦彦”]鉄道というひとつのことに夢中になれる彼女が羨ましい[/surfing_su_quote_ex]
雪乃さんのまっすぐな鉄道愛がうかがえます。
ローカル線を応援する斉藤雪乃さん
「がんばるローカル線を応援しよう!」の章では、兵庫県・播州地方を走る第三セクター鉄道の北条鉄道を取り上げています。
ゲスト参加した北条鉄道ファンツアーが縁で北条鉄道が好きになり、枕木応援団にも参加しているというのですから、並みの鉄道好きではありません。
こんな斉藤雪乃さんを応援したくなりますね!
女子鉄・ママ鉄におすすめのポイント
2017年の関西で旬な鉄道スポットを掲載
「斉藤雪乃の鉄道旅案内〈関西版〉」は2017年3月に発売されたばかり。なので、旬な最新情報が満載です。
2016年に開館した「京都鉄道博物館」の訪問記や、2016年に登場した近鉄南大阪線・吉野線の観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」、南海電鉄加太線の「めでたいでんしゃ」の乗車記が掲載されています。
乗り鉄の要素はすべて押さえてある
タレント本と侮るなかれ。ガチな鉄道本です!
この一冊に以下の内容が詰め込まれています。
[surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square-o” icon_color=”#dc1111″]
- 旧型車両
- 新型車両
- 路面電車
- 観光列車
- トロッコ列車
- ローカル線
- 大回り乗車
- 廃線
- 貨物駅
- 鉄道博物館
- 駅弁
- 駅そば
[/surfing_su_list_ex]
ネタバレになるので個々の中身は伏せておきますが、鉄道ファンの私が読んでも十分楽しめました。
ちなみに、私に一番響いたのは大回り乗車です(笑)
しかも専門用語は控えめ
難しい専門用語はほとんどありません。雪乃さんが旅して、見て、触れて、感じたことが素直につづられています。
沿線のグルメ情報や立ち寄ってほしいお店の情報が多いのもうれしいポイントですね。
全ページにカラー写真があるので、ガイド本としてイメージがつかみやすく、読みやすいです。
電車好きな子どものおでかけに
雪乃さんならではの女子目線のこだわりやおすすめが書かれています。
電車大好きな子どもを連れてどこへ行こうかな?というときにこの本を開けば、旅のヒントがきっと見つかることでしょう。
子どもがうれしい鉄道情報だけでなく、ママにうれしいグルメやスイーツ、かわいい雑貨のお店情報も一度に探せて便利です。
制服グラビアのページもあります
在阪鉄道各社の制服を着用した制服グラビアのページもあります。これは女性タレントならではの企画ですね。
本物の乗務員みたいに凛々しい姿もあれば、制服を着てご満悦なのか、大笑いしている雪乃さんのショットも。彼女の飾らない人柄が感じられます(天然というウワサも)。
鉄道会社の制服って案外覚えていないですが、雪乃さんの制服姿で見比べるのもおもしろいですよ。
斉藤雪乃の鉄道旅案内〈関西版〉
ということで、実は女性だけでなく男性が読んでも楽しい鉄道本です。本屋さんで手に取ってみてくださいね♪