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[2020年版]プラレールを卒業したらNゲージ?初心者でも迷わない鉄道模型のはじめかた教えます

プラレールに夢中だったお子さんが、鉄道博物館や鉄道模型店の大きなジオラマを走るミニチュア列車に目をキラキラさせるようになったら、本格的な鉄道模型に興味が移るころですね。「そういわれても、鉄道模型のことなんてよくわからないし…」というパパママへ、選び方のポイントをレクチャーいたします。これをお読みになれば、買うべき商品のイメージをつかんでいただけると思います。最後までどうぞお付き合いください。

目次

のりものおもちゃの定番『プラレール』を卒業したら…

小さな男の子の定番のおもちゃ、タカラトミー社のプラレール。私も幼少時代(40数年前)にお世話になりました。発売開始から60年以上というロングセラー商品ですから、それだけ多くの子供たちに愛されてきたのですね。

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プラレールを卒業したら・・・

いつの時代も大人気のプラレールですが、子供が成長するとともに部屋の隅へと置き去りにされていきます。

テレビアニメや漫画、電子ゲームなど他の遊び、野球・サッカー等のスポーツに興味が移っていくケースが多いようですが、なかには「かわいくデフォルメされたオモチャでは満足できない!(より趣味が高じる)」というお子さんもいます(…私がそうでした)。

そんなお子さんが次に興味を持つものといえば、本物そっくりのディテールがかっこいい鉄道模型です。

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鉄道模型は「子供のおもちゃ」ではなく大人のホビーです

「鉄道模型なんて子供のおもちゃでしょう?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、世界中で年齢を問わず愛されている人気の趣味です。

例えば、鉄道の発祥からの歴史が長い欧米諸国では、鉄道模型は『趣味の王様』と呼ばれるほど愛好家が多く、大人のホビーとして認識されています。家族の時間を大切にするこれらの国々では、親子で共通の趣味となっていることもあるようです。

あのロックミュージシャンが実は模型鉄だった!?

2019年11月にはこんなニュースもありました。

「セイリング(Sailing)」などのヒット曲で知られるロックミュージシャンのロッド・スチュワート(Rod Stewart)さんがナント!鉄道模型マニアだったことが明らかになったのです。氏が自分の手で長年かけて制作した巨大ジオラマが、イギリスの鉄道模型誌「Railway Modeller」に掲載され、意外な素顔に驚きの声が上がっていました。

美術工芸品級の世界的な鉄道模型コレクション「原鉄道模型博物館」

我が国における鉄道模型の歴史を知りたければ、横浜にある「原鉄道模型博物館」へ行くのが一番近道でしょう。鉄道模型製作・コレクターであった原信太郎氏の世界一ともいわれるコレクションを展示しているのですが、それは芸術といってもおかしくないほど精巧、且つ、美しい作品ばかりです。

阪神電気鉄道311型313の模型

原信太郎氏が手作りした模型(阪神電気鉄道311形313)▲

ひと昔前までは鉄道模型というと非常に高価で、お金持ちでないと楽しめない趣味でした。そういう意味でも子供がおもちゃのようにさわれるシロモノではなかったんですね。

近年、愛好家の裾野が広がるにつれて安価な組み立てキットや中古品が流通するようになり、庶民にも手が届くようになりました。

日本国内における鉄道模型人口は一説によると300万人といわれており、大人から子供まで幅広い世代が楽しんでいます。

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鉄道模型の対象年齢は何歳から?

「鉄道模型は大人のホビー」と書きましたが、小学生はやってはいけないのでしょうか?

鉄道模型メーカーのTOMIX(トミックス)公式ページには次のような記載があります。

車両については、小さい部品の組み合わせで出来ています。
また、レールの先端がとがっていますので、対象年齢15歳以上としています。
お子様は大人のかたと一緒にお楽しみください。

小学生の場合、最初は大人が線路と配線をつないで使い方を教えてあげてください。

筆者は小学4年生の時に初めてNゲージを買ってもらいましたが、すぐに一人で遊んでいました(買ってもらうまでにカタログや入門書を穴が開くほど読んでいたため)。

小学校低学年(1~3年生)の場合、鉄道模型をプラレールと同じおもちゃと思って扱う可能性があります。

鉄道模型は電気で動く精密機器ですし、精巧につくられたパンタグラフや連結器などは、ぶつけたり落としたりすると簡単に壊れます。

丁寧に扱うことを約束させたうえで買い与えることをお勧めします。

鉄道模型はどれを選べばいいのだろう

子どもでも遊べるとはいえ、本格的な鉄道模型はプラレールと比べ物にならないほどお金がかかるのは間違いありません。「とりあえず適当に買ってみよう。」というワケにはいかないと思います。

鉄道模型を知識ゼロからはじめる場合、次のような選択肢で迷うことでしょう。

  1. どの規格の鉄道模型を選ぶべきか?
  2. KATO(カトー)とTOMIX(トミックス) どちらのブランドを選ぶべきか?
  3. 入門者向けのセット商品はどれを選ぶべきか?

鉄道模型は、一度はじめたら大人になっても続けられる奥の深い趣味です。

悔いのない選択をしていただけるように、これらの疑問に答えていきたいと思います。

どの規格の鉄道模型を選ぶべきか?

一口に鉄道模型と言っても、国内外の数多くのメーカーからさまざまな大きさ、素材、質感の商品が発売されています。一般的に鉄道模型という場合、世界共通の規格に則ったスケールモデルを差します。

鉄道模型の動力は電池ではなく電気

動力はプラレールのような電池方式ではなく、ご家庭のコンセントから専用のコントローラーを介してレールに電力を供給し、模型車両に内蔵したモーターを動かします。

レールに電気が流れているわけですが、非常に微弱のため、手で触れても感電することはありませんのでご安心を!

日本国内で普及している鉄道模型の規格

国内の一般的なご家庭で楽しめる規格としては、サイズの大きなものから順にHO(エッチオー)ゲージ、Nゲージ、Zゲージがあります。

各ゲージの特徴を以下にまとめました。

HOゲージ《海外で主流の大型模型》

軌間:16.5mm 縮尺:80分の1
特長:諸外国では主流ですが、サイズが大きいため広い場所が必要。他と比べて高価。

※軌間=線路の幅のこと
※縮尺=日本国内の標準で表記

大きさがあるので精密な造形と迫力のある走行を楽しめるのが魅力のゲージです。

しかしながら、日本の狭い住宅事情を考えると、サイズが大きいHOゲージはなかなか選びにくいのが現実です。

HOゲージの下記の商品(エンドレス線路基本セット)だと、幅2.4メートル、奥行き1.4メートル(たたみ3畳に収まるサイズ)が最低でも必要です。

HOゲージの場合、レールを広げるスペースだけでなく、サイズが大きな車両などの収納スペースも考えておきたいですね。

Nゲージ《日本で普及している小型模型》

軌間:9.0mm 縮尺:150分の1
特長:日本では最も普及しており、車両だけでなく建物などの周辺商品も充実。

Nゲージは日本国内で最も普及していてメーカーや販売店が多く、商品が充実しています。HOゲージほど場所を取らないのも魅力です。

Nゲージの下記の商品(エンドレス線路基本セット)だと、幅1.5メートル、奥行き0.7メートル(たたみ1畳に収まるサイズ)で済みます。

Zゲージ《小さい机に載る極小模型》

軌間:6.5mm 縮尺:220分の1
特長:サイズが小さいので場所を取らないのがメリット。今のところ商品数が少ないのが難点。

スペース効率の面でいえばサイズが最も小さいZゲージがベストです。下記の商品(オーバルセット)だと、幅0.63メートル、奥行き0.41メートル(たたみ半畳に収まるサイズ)でとってもコンパクトです。

ロクハン Zゲージ R028 クラシックトラック オーバルセットA

A4サイズの紙の上にすっぽり収まる「Zショーティー」というシリーズもあります。

プラレールをZゲージのサイズに縮小したようなかわいらしい車両です。

これなら狭い机の上でも気軽に楽しめますね。

【まとめ】日本で最も普及しているNゲージを選べば間違いなし!

規格選びの結論は、なんといってもNゲージです。

たたみ1畳のスペースがあれば楽しめるコンパクトさが日本の住宅事情にも合っています。

模型商品だけでなく、専門書籍や情報誌が多数発行されており、同好会などの集まりがあったり、レンタルレイアウトなどのサービスが充実しているので、続けやすい環境が整っていることも魅力です。

もしかするとZゲージと迷っている方がいるかもしれません。

Zゲージに欲しい車両や商品がすでにあれば、選んでも後悔することはないでしょう。 しかし、これからNゲージのように広く普及するとは考えにくいので、その点は織り込んでおく必要があります。

ということで、

これからはじめるならNゲージがおすすめです!

KATO(カトー)とTOMIX(トミックス) どちらのブランドを選ぶべきか?

「それではNゲージをはじめよう!」と考えたときに、最初にぶつかる壁は「KATO(カトー)とTOMIX(トミックス)のどちらを選べばいいのか?」ではないでしょうか。

日本国内でNゲージと言えば、KATOとTOMIXという二つのブランドが有名です。

この2社は、模型車両、レール、制御機器(パワーパックなど)、ストラクチャー(駅舎などの建物や情景小物)、ジオラマ製作用品などを取り扱っている総合鉄道模型メーカーなのです。

最初に2社のブランドの概略を説明しておきます。

KATO(カトー)《老舗の国産ブランド》

株式会社関水金属の鉄道模型ブランドです。

なぜカトーなのかというと、創業者の加藤祐治氏にちなんでいると思われます。

1965年に国産初のNゲージ製品を発売したパイオニア企業です。

車両の再現性の高さや品質に定評があり、鉄道模型ファンの信頼が厚いことでも知られています。

輸出も行っており、海外においても高評価を得ています。

ユニトラックという名称の道床付き組み立て式線路を製品化しています。

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KATOのユニトラック

TOMIX(トミックス)《豊富な製品群が魅力》

株式会社トミーテックの鉄道模型ブランドです。会社名から連想されるように、プラレールを開発・販売しているおもちゃメーカーのトミー(現在のタカラトミー)の子会社です。

1974年からNゲージ製品を販売していますが、当初は海外からの輸入品だったそうです。1976年から国産化を推進。トミーの販路を活かして拡販し、日本におけるNゲージの普及に大きな影響を与えました。

近年はジオコレ(ジオラマコレクション)、鉄コレ(鉄道コレクション)、バスコレ(バスコレクション)などのNゲージ規格の商品を多数ラインナップし、楽しみ方のすそ野を大きく広げています。

ファイントラックという名称の道床付き組み立て式線路を製品化しています。

ユニトラックとファイントラックの非互換

KATOのユニトラックとTOMIXのファイントラック。似たような名前で区別がつきにくいと思いますが、まったくの別物です。

「KATOとTOMIXのどちらを選ぶか?」というのは、正確には「ユニトラックとファイントラックのどちらのレールを選ぶか?」ということです。

どういうことかというと、車両についてはどこのメーカーの物でも同じ線路を走らせることができます。例えばKATOのレール(システム)でTOMIXや他のメーカーの車両を走らせることは問題ありません。

しかし、2社のレールは次のような点で互換性がありません。

  • 継ぎ目の形状が異なるのでつなぐことができない
  • レールの長さやカーブの半径の規格が異なる
  • プラットホームや踏切などのアクセサリーが同じメーカーでないと合わない
  • カント付きのレールなど各社独自の商品がある

このような非互換があるために、基本的には最初に選んだメーカーのシステム(レール、パワーパックなど)を使い続けることになります。

では、どちらを選ぶのが正解なのでしょうか?

ユニトラックとファイントラックのメリット・デメリット

どちらのレールも「道床付き組み立て式レール」なので、お座敷レイアウト(畳やじゅうたんなどの床の上にじかにレールを敷くこと)で使いやすい構造です。

しかし、微妙な差異はあります。

ユニトラックのメリット

  • 道床(土台部分)の幅が広いので安定感がある
  • 継ぎ目に「ユニジョイナー」を使用しており、着脱が容易である
  • 「ユニジョイナー」で通電不良になりにくい
  • 枕木などの造形がリアルである

このような特長があり、畳のような凹凸がある床面でも使いやすく、頻繁に抜き差ししても耐久性があります。

もし、ユニジョイナーが傷んだらユニジョイナーだけ交換できるのでレール自体は無駄になりません。ただし、ファイントラックでもジョイナー交換は可能です。

線路の継ぎ目をつなぐユニジョイナー

KATOのユニトラック

▲KATOのユニトラック

KATOには複線線路があるので、簡単に複線レイアウトを組み立てることができます。

ファイントラックのメリット

では、ファイントラックが劣るのかというと、そういうわけではありません。

確かにファイントラックはユニトラックより道床の幅が狭いぶん安定性で不利なのですが、あえてそうしている理由があるのです。

それは、

  • 固定レイアウト(ディスプレイ用の板に釘やボンドでレールを固定すること)にも使いやすい
  • ポイントや特殊レールの種類が豊富である

という点で、お座敷レイアウトと固定レイアウトのどちらにも使いやすいレールを目指しているのです。そう考えるとマルチに使えるメリットがあるといえそうです。

また、KATOにはない3方向に分岐するポイント線路や、情景を豊かにする築堤など、TOMIXだけの魅力的な商品がそろっています。

選択のポイント

ここまでユニトラックとファイントラックの違いについて力説してきましたが、正直なところ、「絶対こっちがいい!」と言い切れるほどの決定打はありません。

それでも強いて挙げるなら、以下のような性能以外の着目点が決め手になると思います。

Nゲージを持っている友達に合わせる

すでにNゲージを持っている友達がいるならば、その人に合わせるのも一つの考え方です。同じメーカー同士ならレールを持ち寄ってすぐつなぐことができます。

ただし、KATOのジョイント線路を使うと、ユニトラックとファイントラックをつなぐことができます。参考まで。

レールや建造物(ストラクチャー)のデザインで選ぶ

長く使うものですから、自分の好みに近いものを選んだ方が後悔は少ないでしょう。

店頭やネットで2社のレール形状や、駅舎、高架橋、鉄橋などの建造物(ストラクチャー)を見比べて、思い描いたイメージに合うものを選びましょう。

入門セットの列車で選ぶ

2社とも、初心者向けにレール、車両、パワーパックを一式そろえた入門セットを発売しています。自分好みの列車が入っている入門セットでメーカーを選ぶのも良いでしょう。

【まとめ】性能の差はほとんどなし!お座敷レイアウトならKATOのユニトラックがやや優位か

鉄道模型をはじめたばかりの方は、お座敷レイアウトで遊ぶことがほとんどだと思います。それであれば、お座敷レイアウトに強いKATOのユニトラックがおすすめです。

しかし、TOMIXのファイントラックと僅差と言っていいレベルです。ポイントや特殊レールの種類が多いファイントラックに魅力を感じる人も多いと思います。

ユニトラックとファイントラックはそのままではつなぎ合わせることができませんが、ジョイント線路をあいだに挟むことで接続することができます。なので、どちらのレールを選んだとしても特に不都合はないと考えていいでしょう。

性能面以外で、Nゲージを持っている友達に相談したり、店頭でレールや高架橋のデザインを見たりして比較検討してみてください。

ユニトラックの鉄橋と高架橋

▲ユニトラックの鉄橋と高架橋

入門者向けのセット商品はどれを選ぶべきか?

次はいよいよNゲージの購入です♪

入門者向けのセット商品が種類も豊富に用意されていますので、どれを選ぶのが自分の目的に合っているのかについてレクチャーしたいと思います。

入門者にやさしい!オールインワンのセット商品

これさえ買えば、その場でNゲージをはじめられる入門者向けのセット商品が発売されています。

KATOは『スターターセット』

TOMIXは『ベーシックセット』

という名称で販売しています。

入門セットに入っているもの

  • 3両または4両の車両(うち1両は動力車)
  • エンドレス(環状線)が組めるレール一式
  • パワーパック(運転操作する機器)
  • フィーダー(パワーパックから線路に電流を流す結線)
  • リレーラー(車両をレールに乗せるための器具)
  • 解説書 など

入門セットに入っていないもの

  • 駅舎・プラットホーム
  • ポイント(分岐器)
  • 踏切などの情景小物(ストラクチャー)
  • メンテナンス用品

これらのものは必要に応じて買い足しましょう。

入門セットの価格の目安

入門者が買いやすいようにと、鉄道模型としては比較的安価に抑えた価格設定となっています。

実売価格で12,000円から16,000円くらいが目安です。

廃版商品などで20,000円以上の価格で売られているものがありますが、このような高価格のものはおすすめできません。

セットではなくバラ売りで買うほうが安い場合があるので、慎重に価格を調べてください。バラ売りで買う方法はのちほど説明します。

次に、両社のラインナップを紹介します。

お子さん、お孫さんのお誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントに贈れば大喜びされるでしょう。

KATOの入門者向け『スターターセット』

人気の新幹線からSL列車まで、豊富なラインナップです。

現在販売中のスターターセットのラインナップは下記のページをご覧ください▼

TOMIXの入門者向け『ベーシックセット』

全国を走る新幹線や通勤電車がバランスよく商品化されています。

現在販売中のスターターセットのラインナップは下記のページをご覧ください▼

スターターセットとベーシックセットの違い

基本的にはどちらもNゲージを走らせるための必要最小限のものが揃っています。

唯一大きな違いといえるのは、カーブレールの半径の違いです。

KATOのスターターセットは半径315ミリのカーブレールがセットされているのに対して、TOMIXのベーシックセットは半径280ミリのカーブレールなのです。

つまり、KATOのほうがカーブがゆるいので、列車がスムーズに通過できると言えます(わずかな差異ですが)。

全長が長い新幹線車両だとカーブがきついと走れないこともある(限界半径は280ミリ程度)ので、少しでもゆとりがある方が望ましいです。

また、直線レールの長さの合計もKATOの方が長い(1,364ミリ/TOMIXは1,120ミリ)ので、運転をより楽しむことができます。

反面、半径が大きいということは敷設面積が大きくなることを意味します。ですので、敷設場所(たとえばテーブルの上)の寸法を事前に測っておいて、はみ出さないかを確認しておきましょう。

価格の違い・E5系はやぶさのセットで比較

では、価格差はあるのでしょうか?

ここでは、子供たちに大人気の新幹線で、両社ともにラインナップしている「E5系はやぶさ」で比較してみます。

スターターセット E5系 はやぶさ

ベーシックセットSD E5系はやぶさ

実勢価格を比較しました(2020年9月時点)

  • KATO  12,709円(はやぶさ3両編成)
  • TOMIX 15,000円(はやぶさ4両編成)

KATOのほうが1両少ないとはいえ、割安感があります。

とはいえ、3両編成の新幹線では物足りなく感じるかもしれません。

今後の車両購入計画を考えたうえで選んでみてください。

セット商品にほしい列車がなかったら

もし欲しい列車が決まっていて、セット商品にその列車がない場合はどうすればよいのでしょうか。

その場合はパワーパック付きのレールセット車両セットを個別に買うのが一番お手軽な方法です。

KATOのレールセット『エンドレス基本セット M1』

『スターターセット』と同じエンドレスが組めるレール一式とパワーパック、リレーラーのセットです。

TOMIXのレールセット『マイプランLT-PC』

『ベーシックセット』と同じエンドレスが組めるレール一式とパワーパック、リレーラーのセットです。

実勢価格を比較しました(2020年1月時点)

  • KATO  6,335円
  • TOMIX 5,518円

KATOの方が高くなっていますが、付属のコントローラーが新型の「パワーパックスタンダードSX」に更新されているのは魅力です。

お好みでどちらかを選択してください。

最初から複線にしたい場合

『エンドレス基本セット M1』『マイプランLT-PC』は単線コースですが、最初から複線にしてすれ違い運転をしたいという場合はどうしたらよいでしょう。

その場合は、KATOが発売している複線線路セットを買えば実現できます。

曲線はカント付き(曲線の外側が高くなるように傾斜が付いている)なので、よりリアルな走行シーンを楽しめます。

また、上記のセットより曲線の半径が長くてカーブが緩やかなので、新幹線などの大型車両でも違和感なく走らせることが可能です。

複線線路セットにはパワーパックとリレーラーが入っていないので、個別に購入する必要があります。

パワーパックは2台必要ですのでお忘れなく!

KATO Nゲージ用ACアダプター

 

 

車両を選ぼう

レールが決まったら次は車両です。バラ売りで買う場合、レールのメーカーと車両のメーカーが異なっても問題ありません。好みの組み合わせができるのもメリットですね。

車両選びで気を付けないといけないのは、編成の中に動力車(モーター車、M車)がないといけないということです。

価格の安さに引かれて買ってみたら、動力車が入っていなかった!というのでは走らせることができません。

通常、新品の完成品だと動力車は4~8千円くらいのお値段です。動力なしの車両だと1両あたり1~4千円が目安です。細工が精密な蒸気機関車や市場にあまり出回っていないレアな車両であれば、この倍以上の価格で売られていることもめずらしくありません。購入の際は車両の構成を注意深く確認しましょう。

セット商品だと車両は3両か4両しか入っていませんが、バラ売りならいきなり6両以上の車両セットを買うことができます。

例えばこんな車両セットがあります。

【車両購入例1】大阪環状線の新型車両・323系

スターターセット、ベーシックセットにラインナップされていない「大阪環状線・323系」が最初に欲しい場合。

基本セット3両と増結セット5両を合わせることで、現実と同じ8両編成にすることができます。

基本セットにモーター車が含まれているので、とりあえず3両編成で楽しんでおいて、お小遣いを貯めて買い増しするのもいいですね。

TOMIX Nゲージ 323系 大阪環状線 基本セット 98230 鉄道模型 電車
TOMIX Nゲージ 323系 大阪環状線 基本セット 98230 鉄道模型 電車
TOMIX Nゲージ 323系 大阪環状線 増結セット 98231 鉄道模型 電車
TOMIX Nゲージ 323系 大阪環状線 増結セット 98231 鉄道模型 電車

【車両購入例2】大阪環状線を引退したオレンジの103系

こちらは大阪環状線を引退した懐かしの103系です。

最初から8両編成のセットになっており、専用の車両ケースに入っているので、コレクションの収納や車両の出し入れに便利です。

製造しているのはKATOでもTOMIXでもなく、マイクロエースというメーカーですが、ユニトラックでもファイントラックでも問題なく走りますのでご安心ください。

マイクロエース Nゲージ 103系 西日本更新車 大阪環状線・オレンジ8両セット A0411 鉄道模型 電車
マイクロエース Nゲージ 103系 西日本更新車 大阪環状線・オレンジ8両セット

高額の鉄道模型をお得に買う秘訣

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思う存分走らせたいならレンタルレイアウトの利用がおすすめ

鉄道模型で遊ぼう会の開催風景▲

編成が長くなると、基本的なエンドレスだとコースが短くて窮屈に見えるのが気になるでしょう。その場合はレールを買い増ししたり、ポイント(分岐器)を付けて待避線や引き込み線を作るといった拡張を考えてみてください。

しかし、スペースの都合で自宅に大きなレイアウトを作れないというお宅が多いのではないでしょうか。

そんな時は、お近くにレンタルレイアウトのお店があれば、広大なコースに自分の車両を持ち込んで運転することもできます。本物そっくりに造られた街並みや田舎の風景の中を走らせたり眺めたりするのは、臨場感たっぷりで楽しいものです。

そしてなんといっても、線路を広げたり片付けたりする手間がゼロなのがうれしいですね。

関西であれば、「鉄道模型で遊ぼう会」の運転会でレンタルレイアウトを利用できます(ほぼ毎月開催)。最新の開催予定はここをクリック!

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【まとめ】オールインワンの入門セットだけでなくレールと車両の別買いもカンタン!

入門者向けのセット商品は、必要なものがすべてコミコミなので初心者でも安心して買える商品です。

もし、セット商品に好みの列車がなければ、レールセットと車両を別々に買うことで、あなただけのオリジナルセットをつくることもできます。

「この組み合わせで大丈夫かな?」と不安な場合は、模型店の店員さんやネットショップのお問合せフォーム、メール、電話などで必ず確認してから購入するようにしましょう。

鉄道模型をどこで買うのがいいのかわからないという方は、下の記事を参考にしてみてください。

はじめてのNゲージ鉄道模型はどこで買う? 価格だけじゃないお店選びのポイントを解説します

それでは、Let’s Enjoy 鉄道模型!

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ライター紹介 ライター一覧

溝口 光徳

溝口 光徳

1971年1月生まれ、大阪府在住の鉄ちゃんです。本業は乗りテツですが、ひょんなことから「鉄道模型で遊ぼう会」を主催しています。2004年にJR全線完全乗車達成。現在はJR以外の鉄道全線完乗を目指して活動中。鉄道旅行サイト「乗りテツねっと」を主宰。
保有資格:総合旅行業務取扱管理者、アプリケーションエンジニア、システム監査技術者