［2022年版］TOMIX『ベーシックセット』ではじめるNゲージ鉄道模型とお得な購入方法

鉄道模型をゼロからはじめる場合、必要なものが一式揃っている入門セットがおすすめです。ここでは鉄道模型メーカーのTOMIX（トミックス）が発売している『ベーシックセット』『ファーストセット』と、セットに入っていないけれど買っておきたい関連商品をご紹介します。それだけでなく、高額な鉄道模型を安くお得に購入する方法も説明いたします。入門者の方やお子さん、お孫さんへのプレゼントを検討されている方の参考にしてください。

TOMIX『ベーシックセット』人気ランキング・ベスト５

まず最初にどんなセット商品があるのかをランキング形式でご紹介します。

amazon人気ギフトランキング（鉄道模型ジャンル・2022年4月時点）を基に人気商品をピックアップしました。

ブルートレイン

２２３系新快速

トワイライトエクスプレス

第４位

EF210 コンテナ列車

第５位

E235系 山手線

新幹線が上位に来るのかと思いきや、往年の名列車トワイライトエクスプレスとブルートレインが上位に食い込んだのは大健闘でした。

模型だからこそ、今はもう見られない列車を手に入れたいのかもしれませんね。

Nゲージ初心者におすすめ！オールインワンのセット商品

今も忘れられないNゲージのプレゼント

このページをご覧の方のなかには、お子さん・お孫さんへのプレゼントで鉄道模型の購入を検討されている方もいらっしゃると思います。

参考として、筆者の思い出話を少しさせていただきます。

筆者も子ども時分に鉄道模型を購入してもらい、いまでも忘れられない思い出になっています。

私の初Nゲージは小学4年のクリスマスプレゼントでもらったTOMIXのセット商品で、当時は「基本セット」という商品名でした。

高額商品であることは自分でもわかっていたので、恐る恐る親にお願いした気がします。

聞く耳もなく断れるのかと思いきや、私の願いをかなえてくれました。

親に買ってもらったもののなかで一番感激したプレゼントでした。

お子さんのプレゼントを検討中の親御さんは、このあとの記事を参考にして素敵な思い出をつくってあげてください。

入門セットに入っているもの

これさえ買えば、すぐにNゲージをはじめられる入門者向けのセット商品が２つのメーカーから発売されています。

TOMIXは『ベーシックセット』

KATOは『スターターセット』

という名称で販売しています。

どちらも、以下のようなもので構成されています。

• 3両または4両の車両（うち1両は動力車）
• エンドレス（環状線）が組めるレール一式
• パワーパック（運転操作する機器）
• フィーダー（パワーパックから線路に電流を流す結線）
• リレーラー（車両をレールに乗せるための器具）
• 解説書　など

必要なものがパッケージになっているので買い漏らしの心配がないですし、初心者でもわかりやすい解説書が付いているので安心してはじめることができます。

TOMIXとKATO、どちらを選ぶかは好みによるところが大きいので、プレゼントする場合は相手にそれとなく聞いておくことをおすすめします。

TOMIXとKATOの違いを詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください▼

TOMIX『ベーシックセット』を大手通販サイトでお得に購入する方法

入門セットの価格の目安

入門者が買いやすいように、鉄道模型としては安価に抑えた価格設定となっています。

実売価格で12,000円から16,000円くらいが目安です。

廃版商品などで20,000円以上の価格で売られているものがありますが、このような高価格のものはおすすめできません。

セットではなくバラ売りで買うほうが安い場合があるので、慎重に価格を調べてください。

大手ネットショップの価格を比較しよう

鉄道模型は同じ商品でもショップによって価格が大きく違うことがあります。代表的なネット通販３社＝Amazon、楽天市場、Yahooショッピング（PayPayモール）の価格をよく調べてから購入しましょう。

※購入金額によって送料がかかる場合があります。また、離島など一部の地域については追加料金が必要となることがあります。

※キャンペーン、クーポン利用、ポイント優遇などによって、実質的な購入金額（お得度）が異なることがあります。

ポイントサイト利用でもっとお得に買える

高額の鉄道模型をお得に買うためのチェック項目は、主に次の5点です。

1. 実売価格を比較して一番安いショップを探す。
2. そのショップで使えるクーポンがあれば入手する。
3. そのショップのセール日を狙って買い物する。
4. そのショップをポイントサイト経由で利用する。
5. そのショップでポイントが最も貯まるクレジットカードで決済する。

すでに実践されている方法もあるかと思いますが、ふだん使い慣れていないショップだと、見落としている情報があるかもしれません。

特に見落としがちなのは、ポイントサイトを経由する購入方法です。

鉄道模型の購入でポイントを貯めよう！

これをご覧の皆さんは、楽天ポイント、Tポイント、PayPayボーナスなどのポイントをガッチリ貯めるべく、利用するショップやクレジットカードを選んでおられると思います。

そこにポイントサイトを加えることで、さらにポイントを上乗せすることができます。

ポイントサイトは有名なものだけでも20社近くあります。

どこでお買い物するかでポイント還元率が大きく異なりますので、あなたに合ったショップとポイントサイトを選びましょう。

ネットショッピングにおすすめのポイントサイト

もしあなたが大手通販サイトのヤフーショッピング、PayPayモール、楽天市場をよく利用されているなら、ポイントサイトの『ちょびリッチ』がおすすめです。

• 『ちょびリッチ』ってナニ？
• 会員登録の方法やお買い物のやり方をもっと丁寧に教えてほしい！
• ポイントサイトについて詳しく知りたい！

という方はこちらのページをご覧ください▼

TOMIXの入門者向け『ベーシックセット』ラインナップ

ここではTOMIXの入門者向け商品『ベーシックセット』を一気にご紹介します！（廃版品や旧商品は除外しています。）

車両以外の内容物は同じですので、好きな列車でお選びください。

TOMIXの入門者向け『ファーストセット』

ファーストセットは、ベーシックセットよりも品数を絞り込んで安価になった入門セットです。

貨物列車のファーストセット（TOMIX・Nゲージ入門セット）

なぜ安いのかというと、次のような理由があります。

• ベーシックセットより線路の本数が少ない
• 車両は電気機関車とコンテナ車の2両だけ
• コントローラーの出力が小さい簡易版である
• コントローラーにポイントスイッチを接続できない

将来、線路を増やして切り替え（ポイント）をつなぎたくなった時に、電動切り替えができるポイントコントロールボックスをつなぐことができません（手動であれば問題ありません）。

そのときはコントローラーを買い替える必要があるので要注意です。

以上を理解したうえでお選びください。

ベーシックセットに入っていなくて追加購入したい関連商品

ベーシックセットには鉄道模型を走らせるための基本的なものがすべて入っていますが、「これもあればいいのにな」と思うものがいくつかあります。お好みで買い足しましょう。

駅舎・プラットホーム

駅がないのは何といっても寂しいですよね。停車位置目標がないと張り合いがありません。これだけは一緒に買っておきましょう！

対向式ホーム

乗り場が片面だけのホームを再現しています。

地上駅舎

対向式ホームに組み込むと情景がぐっと盛り上がります。

島式ホーム

乗り場が両側にある1面2線のホームを再現しています。

橋上駅舎

島式ホームと組み合わせると、都市近郊の駅の雰囲気が感じられます。

ポイント（分岐器）

入門セットにはポイントがないため、2本の列車を交互に走らせることができません。

下記のレールセットを買い足せば、簡単に待避線がある駅を作ることができます。

車庫

駅の次は車庫が欲しくなってくるのでは？

車庫でよく見かけるタイプの機関庫です。

終端部には車止め線路をつなぎましょう。

踏切

踏切があると鉄道らしい臨場感が増します。

ジオコレ 情景コレクション 情景小物114 踏切C

単線、複線の両方に対応しています。

この踏切は飾りで、動作はしません。

予算に余裕があれば、センサーによって遮断器が開閉して警報音が鳴る自動踏切もあります。

TCS 自動踏切II

メンテナンス用品

快適な走行に必要なメンテナンス用品のご紹介。

鉄道模型は普通に走らせているだけでも線路や車輪が汚れてきます。

汚れをそのままにしておくと通電が悪くなり、走りがギクシャクしたり止まってしまうことがあります。

そうならないように、専用のクリーナーを使って定期的に線路や車輪を磨いてください。

レールクリーナーを布などに湿らせて、レールを磨きます。

車両を走らせるだけでレール磨きができるクリーニングカー。動力車を連結してゆっくり走らせてください。

マルチレールクリーニングカー用の交換ディスクもあります。

カタログ

商品ラインナップを網羅しているので、今後の拡張を考えるうえでとても役に立ちます。

ベーシックセットの車両を買い足すにはどうすればいい？

ベーシックセットに入っている車両は3～4両ですので、現実よりずいぶん短い編成になっています。

これを現実に近づけるために、「増結セット」が用意されていますのでこれを追加購入しましょう。

例えば、W7系新幹線「かがやき」はベーシックセットの4両に加えて「増結A・2両セット」と「増結B・6両セット」を追加することで本物と同じ12両編成にすることができます。

段階的に、4両→6両→12両と増やしていっても構いません。

まとめ

TOMIXの入門者向け『ベーシックセット』と追加で買いたい商品をご紹介しました。

この他にも関連商品が豊富にありますので、模型店を見て回ったりカタログなどを調べて、気に入ったものを買い足してくださいね！

KATOの『スターターセット』についてはこちらの記事を参考にしてください。

鉄道模型のはじめ方について詳しく知りたい方はこちら

Let’s enjoy 鉄道模型！