東映京都撮影所様からのご依頼で、沢口靖子さん主演のテレビドラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系)の小道具で使用する鉄道模型を提供(貸出)しました。そのいきさつなどをお話しします!
数々の名作を生みだしてきた東映京都撮影所からのご依頼とは
時代劇や特撮作品など、映画・テレビドラマの名作を数多く制作してきた東映京都撮影所の関係者から、ドラマ撮影のために鉄道模型を貸りられないか、というご依頼をいただきました。
小道具に使う模型車両が大量に必要となり、ネット検索で「鉄道模型で遊ぼう会」を見つけられたそうです。
私どもにとってもこんな機会は滅多にありませんから、喜んで協力させていただきました♪
写真はイメージです
テレビドラマ『科捜研の女』に鉄道模型が登場
20周年を迎えた人気のミステリードラマ
さて、鉄道模型を使用するドラマとは、女優の沢口靖子さんが主役を務める『科捜研の女』です。
https://www.tv-asahi.co.jp/kasouken19/
ドラマの舞台は京都で、現在放送しているのはなんと第19シリーズ。
20年以上も愛され続けている作品なので、その名をご存じの方は多いと思います。
鉄道模型が事件にどう絡むのか!?
最新の科学捜査テクニックで事件の真相を究明する京都府警科学捜査研究所(通称、科捜研)の活躍を描くこの作品。
2019年11月21日放送の『科捜研の女』第21話は、鉄道模型が事件のカギを握るストーリーでした。
この回に、当会が提供した鉄道模型が小道具として使用されました。
急なご依頼に対応! 撮影所に模型を配達しました
タイムリミットは一週間後
裏話を少しだけ。
ご依頼日から利用開始日までの日にちが一週間しかなかったため、大急ぎで模型車両をご用意。
鉄道模型マニアの部屋にありそうなものも提供してほしいということでしたので、マスコンハンドルのコントローラーやアクセサリー類もお貸しすることに。
そして、品物を間違いなくお届けするためクルマで直接、撮影所へ搬入しました。
場所は誰もが聞いたことがある、京都市右京区太秦(うずまさ)。
東映太秦映画村の西隣にある撮影所に、関係者として入場させていただきました。
ご褒美のスタジオ見学
鉄道模型のセッティングは撮影班にお任せでしたので立ち会うことができませんでしたが、
撮影所の方のはからいで、別のシーンの撮影現場を特別に見せていただきました。
東映京都撮影所内のスタジオ棟にて(上の写真▲)。
この扉の向こうに、テレビで見た科捜研のお部屋がありました。
映像ではないリアルな空間に立った瞬間、鳥肌が立ちました!
そして、視線の先には科捜研メンバーの俳優さんたちの姿が!!
もちろん、榊マリコさん(=沢口靖子さん)の姿もありました。
撮影シーンを離れたところから見学しただけですが、緊張感ある現場の雰囲気を肌で感じることができました。
『科捜研の女』の放送はどうだった?
あれっ、どこにあるの!?
待ちに待った放送回を楽しみに拝見しました。
事件が起きた鉄道玩具コレクターの部屋のガラスケースに、たくさんの鉄道模型が展示されていたのですが、映像ではほとんどわからなかったですね。
部屋の中央にあったジオラマと、事件のカギを握っていた青色と赤色の模型車両は当会のものではありません。
映像を見返しましたが、遊ぼう会が提供した模型車両はほとんど映っていませんでした(涙)。
さみしいので撮影班からいただいた写真を載せておきます(掲載許可済み)。
ガラスケースの中に陳列されている模型車両とストラクチャーは、一部を除き当会のものです。
こんな陳列ケースが欲しいですね。置けないけど…。
放送では映りませんでしたが、撮影の際、現場に入った役者さんたちが「これ凄いね!カッコいいよ!!」と興味深そうにお話されていたそうです(撮影関係者談)。
ちなみに、歴史を感じるこのお屋敷は、滋賀県東近江市にある近江商人屋敷・藤井彦四郎邸。いろいろな作品のロケで使われているようです。
壁に掛かっているヘッドマーク風のオブジェが気になります。
赤とんぼ、ねむのき、モモンガ、風車・・・って、こんな愛称の列車ありましたっけ!?
あえて架空の名前にしているのかもしれませんね。
唯一目立ったのはマスコンハンドル
意外に大活躍だったのが、劇中で操作されていたマスコンハンドル。
これは当会がお貸ししたものです。
部屋の飾りで置いてもらえればいいかな、と思って持って行ったのですが、「これはかっこいい!」ということでメインのジオラマにつないで使ったそうです。
エンドロールに「鉄道模型で遊ぼう会」の名前が表示されました
一番うれしかったのは、エンドロールに撮影協力として「鉄道模型で遊ぼう会」の名前が出たこと。
小さな文字でしたが、全国ネットのテレビ番組で表示されるってすごいことですよね!
当会の記念すべき勲章になりました。
期待したほど映らなかったなあという結果でしたが、私たちの鉄道模型以外にも日の目を見なかったものがたくさんあるんでしょうね。
撮影所の皆様にはいろいろお気遣いをいただきましたし、非日常的な貴重な体験ができたことが一番の収穫でした。
撮影に使う鉄道模型をレンタルできます
Nゲージ・プラレールの車両だけ、線路だけの貸し出し可能
いろいろな種類の車両を大量に必要とされる場合はレンタルが手軽で便利です。
1編成だけで一万円以上する鉄道模型を、一時的な利用のために購入するのはコスパが悪いですからね。
テレビドラマや映画の小道具として、あるいは写真撮影の被写体として鉄道模型のレンタルをご希望の方は遠慮なくお問合せください。
ご相談、お見積りは無料です。
配達可能エリアは京阪神近郊となります。遠方の場合もまずはお問合せください。
Nゲージおよびプラレールの貸し出しに対応しています(時期によりご用意できない場合がございます)。
鉄道模型レンタルのお問合せはこちらからどうぞ▼
[contact-form-7 id=”32″ title=”お問合せフォーム”]